鯵彩です。
今回は、『喰わせサビキの自作方法』について紹介いたします。
仕掛けを作りたいと思っているけど、難しそうだなと思う方も多いと思います。
僕が仕掛けを作った感想としては、1つ1つの作業は、単純ですが数が多いので、少し時間がかかるといった感じです、コスパが良い仕掛けです。
なぜなら、喰わせサビキはファミリーフィッシング用のサビキとは違って大量生産品ではないため、釣具屋さんで買うと正直高いです。なので、自作することをオススメします!
ここでは、2種類の喰わせサビキについて紹介いたします。
シチュエーションに合わせてチューニングすることで、釣果や釣りの作業性が違います。まずは、どちらに当てはまりますか?
・遊漁船で
・カヤック、2馬力のボート
遊漁船では、長い竿を使い、立って釣りをする事ができるため、針が多めで長い仕掛けを活用することを前提にしています。
それに対して、カヤックや2馬力のボートでは立ち上がれないため、針は少なめで、短めの仕掛けとなります。

・幹糸 フロロカーボン10号
・ハリス フロロカーボン8号
・イサキ針10号
・ハリスとハリスの間は30㎝
・8本針仕掛け
太糸で確実に獲るための仕掛けです。正直、ハヤブサの仕掛けのセッティングをまるパクリしました。
材料を買って量産した方が、出費をおさえられます。
とは言え、仕掛けを作る時間を時給と考える方にとっては、高い買い物になりますので、サクっと市販品を買った方が安いです。

・幹糸 フロロカーボン8号
・ハリス フロロカーボン4号
・PE真鯛早掛け10号
・ハリスとハリスの間は20㎝
・6本針仕掛け
カヤック用は細糸仕掛けです。細のメリットは、魚の食いが良い事に加えて根掛かった時に切りやすいという事です。
カヤックはバランスが悪いため、太い糸の場合なかなか切る事が出来ず、切れた反動で転覆するリスクがあります。
このことを考慮すると切れやすい太さが安全とも言えます。仮にハリスを1本失っても釣りはできますし。
デメリットは、ハリスが細いので、飲まれると切れやすいことと、大物が掛かった時に強度が物足りないと言うことです。
飲まれた場合には、祈るしかありませんが、強度については、時間をかける事で問題解決してください!1人乗りのカヤックであれば、乗船者が居ないので、迷惑をかける相手が居ません。
なので、思う存分時間を使って大事に大物とファイトできます!なので強度については、時間をかけることでクリアです!
細糸の喰わせサビキは、売っておらず、カヤックに適した長さの仕掛けは今のところ見つけたことが無いため、自作が必須となります。
・サバ皮を切る
・針にサバ皮を貼る
・サバ皮の付いた針をハリスに結ぶ
・幹糸にハリスを結ぶ(8ノット+ユニ)
サバ皮の切り方ですが、形を決めてカッターで切るだけですが、事前にExcelなどで台紙を作成して切ると、無駄を少なくカットすることができます!
針にサバ皮を瞬間接着剤で貼り付けます。針を縛るから貼る必要は無いのではないかと思うかもしれませんが、貼っておくと針を縛りやすいです。
この時に半分に折ってから乗せると針から落ちにくいので、折ってから貼ることをオススメします。
ハリスを結びます。結び方は自由で、結びやすいやり方で問題ありません。僕は内巻き結びで結びます。
と言うか、針結び機を使うので、必然的に内巻き結びなんです。
ハリス(枝ス)の結び方ですが、iPhoneの充電器のコードを幹糸とだと思ってください!8ノットを作り、その真ん中の糸にハリスをかけます。オレンジの糸がハリスです!
8ノットの真ん中にかけたら、ハリスを幹糸のオモリ側にユニノットで結びます。指のところです。ここは抜けなければ何でもいいです!
あとは、好きな数だけハリスを付けれは完成です!
喰わせサビキをするシチュエーション、ターゲットにより、仕掛けの長さ、糸の太さ、針の大きさは好きなように選んでOKです。
また、タックルバランスに合わせることも重要だと言えます。
とは言え、市販の物は、基本の形で作られているため、ここをベースに作成するのが良いです。
カヤックなどでは、根掛かりの切り方によっては転覆のリスクがあるため、僕は、細糸仕掛けを推奨しています。
今回はこんな感じです。
ほんとうに自作ってメリットが多いと思います!
狙っている魚をイメージしているたけで、テンションあがりますし、自作でコスパよくしたことで、便利グッズにお金を回して、充実した釣りに!
さらに自作の仕掛けで魚を釣って感動してください!
よいフィッシングライフを(=゚ω゚)ノ