「投げ切れ常習犯がたどり着いた時短ノット」PEラインの結び方

ショアジギング

 

基本だからFGノットを覚えたけど

PEラインとリーダーを結ぶのに時間がかかる…

投げ切れした後、とにかく速く結べて簡単なノットが知りたい!

でも強度も欲しいな…

 

ボクも最初はFGノットでした。

投げ切れしてからFGノットをして釣りを再開するのに時間がかかりすぎるため、とにかく早く結べるノットを探したところ電車結びをするようにしました。

しかし、早く結べるかわりに強度がありませんでした…

 

PEラインの結び方「投げ切れ常習犯がたどり着いた時短ノット」

10年以上ショアジギングをしてきて速さと強度の両立を求めた結果、PEラインとリーダーはSFノットで結ぶのに落ち着きました。

基礎としてFGノットの身に付け、そこからSFノットにたどり着いた理由を知ったら
あなたもSFノットを使ってみようと思えとかもしれません

 

SFノットをやってくれとは言いませんので、

最後に『いいかも!』と思えるかだけ確認してみてください。

 

 

基本のPEラインの結び方はFGノット

※黄色いヒモがリーダーです

FGノットはリーダーとPEラインを結ぶ基礎となるノットなので、おぼえて損はないです!

FGノットはリーダーをPEラインで編むように結ぶことで、PEラインとリーダーを『編み込んだ幅(線)』に負荷を分散させることで強度を出しています。

 

PEラインで編むことでFGノットの結び目は細くなり、リーダーをリールに巻き込んで使っても、ガイドに絡みにくいので、オフショアではメインで使われている結び方です。

ベテランアングラーでは、FGノットを結んだことが無い人の方が少ないんじゃないですかね?

 

 

使って感じたFGノットの特徴

結束強度:強い
結び目 :小さい
結ぶ時間:長い
※締め込みが弱いとリーダーが抜けることがあります。

結束強度は強くて結び目が小さいことから、リーダーをリールに巻き込んで使用するオフショアでは定番で一番使われています。

ただし、ひとつ難点なのは締め込みとハーフヒッチに時間がかかると言うこと

どれくらいかと言いますと…

 

【ショアジギングでのあるある話】

 

ナブラだ!

鯵彩
鯵彩

マジで!!

早くなげなきゃ!

 

フルスイング!!!

パチーーーン!

 

投げ切れしてしまった(;´Д`)

鯵彩
鯵彩

PEラインで切れたからリーダーから結ばなきゃ(汗

・・・・・・。

 

鯵彩
鯵彩

結び終わったぞ!

あれ?ナブラは?

 

とっくに通り過ぎたよ(笑)

 

これくらい時間がかかるんですよ(汗
しかも、ボクにこんな経験が何度もありまして…

 

 

先頭をのがしても
せめてナブラのお尻でなんとか1匹釣れれば!!!

と言うナブラに間に合わせたい一心で

 

釣り場で切れた時には速く結べるノットに変更しました。

 

 

速いだけのPEラインの時短ノットなら電車結び

※黄色いヒモがリーダーです

速いPEラインの結び方を調べて出てきたのが電車結びでした。

 

電車結びはPEラインとリーダーをお互いにユニノットで結ぶだけの本当に簡単なノット

PEラインとリーダーで腕と腕をつかみ合うようなそんな

リ○ビタンDのCMのファイト一発!のシーンのみたいなノットで…

 

例えがわかりにくい…

 

はい、話をもどします。

 

電車結びは『編み込みナシ・簡単・速い』そんな結び方なのでモチロン

鯵彩
鯵彩

ナブラに間に合ったー!

 

投げ切れした後の復活の速さはピカイチです!

ただ、結び目が大きいので巻き過ぎるとトップガイドに結び目がガツンと引っかかります。

とは言え
ボクはトップガイドからリーダーが出きった状態で投げるので、この点はデメリットにはなりません!

良いノットに出会えました!

 

と思っていたのに、、、

 

・根ガカリを外そうとしただけで切れた
・キャストで切れた
・イナワラにパワー負けして切れた

全て結び目で切れていました…

 

ここから導きだされた結論は

『電車結びは速いけど結束強度が弱い』

 

 

使って感じた電車結びの特徴

結束強度:弱い
結び目 :大きい
結ぶ時間:速い
※リーダーでも結ぶためリーダー抜けはありません。

結論!電車結びはヤメました。

魚が小さいライトゲームなら問題ないと思います。

しかし、魚が比較的大きく負荷の大きいショアジギングでこれは致命的

 

またしても、ノット探しの旅が始まりました(苦
(ネットで検索しただけです。)

 

そして最後にたどり着いたのが・・・・・・

 

 

FGノットを時短ノット化したPEラインの結び方『SFノット』

※黄色いヒモがリーダーです

SFノットはFGノットの編み込みと電車結びのリーダーでユニノットする合わせ技

SFノットをする際は、最初にFGノットの編み込みをします。

 

 

次に編み込みからリール側にでたリーダーで、PEラインの本線と編み込んだ端っこをまとめてユニノットで束ねます。

そうしたら、片手でPEラインの本線と編み込んだ端っこ、もう片方の手でリーダーを掴んで引っ張れば締め込みが完了します。(締め込みは器具いらない)

あとは余った糸の端っこを切れば完了です。

やってみると意外と時間はかかりません。

 

特別速いワケではないボクが
20回編でPEラインとリーダーの端っこを切らない状態までなら最速で53秒でした。

電車結びより速くね?(汗

 

FGノットで時間がかかってるのは、締め込みとハーフヒッチ
この一番時間がかかる部分をなんと!ユニノットだけで完結

つまりFGノットの編み込み後を楽に済ませるのがSFノットなんですね~

 

使って感じたSFノットの特徴

・結束強度:強い
・結び目 :やや大きい(電車結びより小さい)
・結ぶ時間:やや早い(電車結び < SFノット < FGノット)
※リーダーでも結ぶためリーダー抜けはありません。

 

編み込みむのでFGノットと同じ強度になるのに、締め込みとハーフヒッチをリーダーでのユニノットに替えたことでかなりの時短になるノットなでのす!

もしかすると、ユニノットで留めてることでリーダーのノット抜けの心配は無いのでFGノットより強いかもしれませんね。

実際にメーターオーバーのブリを釣っても問題ありませんでした。

ブリ

 

でも、リーダーでユニノットするから結び目は大きくなるじゃん

そうなんです。
なので、オフショアには向いていませんね、、、

しかし、ショアジギングでリーダーをガイドから出しきってキャストするので、結び目が少し太いことはデメリットにならなかったのです(笑)

 

鯵彩
鯵彩

FGノットと同じ強度

FGノットより簡単で速い

結び目が大きくてもデメリットにならない

 

 

以上が、ボクがショアジギングではSFノットを使うようになった理由でした。

 

ここまで読んで下さりありがとうございます。

あなたが今、FGノットでガイドからリーダーを出しきってキャストしていて、SFノットも「いいかも!」と思っていただけたなら幸いです。

 

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