魚さばいて見たら寄生虫が~
マジか~
釣り人ならこんな経験ありますよね?
ない⁉
ワタクシは結構あるんですが、、、
そこで備忘録にしてみようと思いました。
釣った魚に寄生虫!?【釣り人備忘録】
寄生虫みつけると
食べれないのか~とか思って残念な気もちになるけど、、、
レアな生き物を発見したと思って記念撮影しときますわ(笑)
寄生虫は魚とセットで記録していきますね(笑)
アニサキス(学名:Anisakis)
魚に寄生虫がいたーー!!
アニサキスだ!
日本一有名な寄生虫ですね!
魚をメインに食べる魚にはだいたい居るかな?
ただし、魚の種類によって多い少ないはあります。
サバのアニサキス
アニサキスに出会う確率が高いのが釣れやすさも考慮してサバなんじゃないですか?
筋肉の中に居る確率は恐らくNo.1
中央のほんのり黄色っぽいミミズみたいのがアニサキスなんですが、、、
居るのがわかります???
直径が0.5~1㎜で全長は10~20㎜の半透明なヤツ
取り出すとこんな感じ
サバの場合、アニサキスがあばらの身の中にいる確率がスゲー高いので
ハラミ部分を生で食べてしまうと
アニサキス症を発症しやすいんですよ。。。
背中に居る確率もゼロではないので怖いです (-“”- ;))
ソウダカツオのアニサキス
サバよりも寄生している数は多いんじゃないですか?
多いと3ケタ 100匹以上でてくることがあります(笑)
サバと違って内臓に密集しているので、マルソウダを食べてアニサキスに当たった人は今のところ聞いたことがありません。(2024年8月)
その前に、生で食べる人が少ないのか( *´艸`)
マゴチのアニサキス
親指の右側の白い輪がアニサキス
拡大するとこんな感じ
内臓で輪になってるのが一般的かな?
ヒラメやマゴチも身の中に居ることがあるんですが、
そっちは写真撮り忘れました(笑)
ディディモゾイド吸虫(Didymozoidae)
皮膚のすぐ下の筋肉中に見える黄色いのがディディモゾイド(Didymozoidae)です。
カツオの仲間に多いみたいです。
マルソウダのディディモゾイド吸虫
沼津でマルソウダを釣ってきたんですよ。
刺身で食べるのが好きなので
さばいて見たらなんか黄色いじゃないですか…
うわぁ~~~と思って、調べてみたところ
食べても大丈夫らしいじゃん♪
ヒトに寄生することはなく食べても無害であるが、消化されなかった虫卵が糞便検査で「不明虫卵」として報告されることがある。wikiより
ってことで『 レバ刺し風 』にして食べちゃいました(笑)
とりあえず旨い!
じゃなかった、体に異常は起きませんでした(‘◇’)ゞ
サナダムシ(真田虫)の仲間
人間も宿主にする寄生虫で、腸に居るイメージですが、
なんと!!
血管から脳に入って脳みそを食い破ったと言う省令があるので絶対に生で食べないでください。
タチウオのサナダムシ類
この白いのがサナダムシの仲間です。
内臓じゃないですからね(笑)
エチオピア(シマガツオ)のサナダムシ類
サナダムシ類の寄生虫率ダントツNo.1
筋肉中に居て、あやしい色した部分には必ずいる感じ
サナダムシ類の本体をどけても卵があるかもしれないので、
刺身は無理ですね…
粘液胞子虫(ねんえきほうしちゅう)の仲間
白い粒状のものはシスト(wikiより)呼ばれる微生物の集合体が膜でおおわれたもので
これを粘液胞子虫と呼んでます。
ちなみに、素人のワタクシでは細かい分類はできないため
白い粒状のものがあったら総称で粘液胞子虫としました。
サバの粘液胞子虫
アニサキスだけかと思っていたのですが、、、
サバにも粘液胞子虫が付くんですね~
キモチわるっ
火を通して食べちゃいますけどね(笑)
タチウオの粘液胞子虫
寄生虫のイメージが無いタチウオですが、粘液胞子虫も居ることがたまにあるんですよ。
だいたい鳴門骨(骨折のあと)であることが多いんですが、
今回はレアなことに粘液胞子虫でした(笑)
マゴチの粘液胞子虫
ヒラスズキが居るような海域で釣れるマゴチには
この系統の色の粘液胞子虫がいることがあります。
ちょっと黄色っぽくて小さいでしょ?
ヒラスズキの粘液胞子虫もこんな見た目なんですよ