リーダーの太さが決まらない人
「何号のリーダーには、何号のPEラインを合わせたよいか良くわからないな…。テキトーな組み合わせで結んでみたけど、大きい魚がヒットした時に不安だな…。号数の選び方も大切みたいだけど、リーダーとPEラインの結び方もどうすればいいんだろう…。具体的な方法を教えてください。」
10年以上前
初心者だったころにボクが思っていた疑問に、今のボクが答えます
リーダーの太さを決める時に重要な3つの点
・リーダーは海底に合わせて太さを調整
・根ガカリ対策でリーダーを細く
今まで、なんとなくでリーダーの太さを選んでいたら、この記事を読むことで
そういうロジックがあるのか!
とチョットした発見があるかもしれません。
リーダーとPEラインの強度のバランスを見直すことで、結び直しを減らすことができますので、ショアジギングをチョットだけ快適にすることができますよ。
リーダーとPEラインの組み合わせは強度のバランス
スーパーライトショアジギング~ショアジギングで使用するPEラインは
0.4号~2号といったところでしょうか?
そこで!
ザックリ間を取ってPEライン1号を使用したと仮定してリーダーとPEラインのバランスにつてい紹介していきます。
まず、ワタクシはかなり劣化するまでリーダーを交換しません!
2週間なら平気で結び換えもせずに同じリーダーを使い続けています。
その間は、ソリッドリングの結び目付の近にキズが入ったら少しずつカットして結び直す感じです。
そんで、結論から言いますと
基本的には1対1にするのがボクの理想です。
なるほど!
わからん…
わかりやすく言い直しますと
リーダーとPEラインのポンド(lb)が同じ1対1になるように組み合わせます。
PEライン1号を例にすると
フロロカーボンリーダーなら4号(16lb)又は5号(20lb)
フロロカーボンリーダーなら5号(20lb)
こんな感じでリーダーを選びます。
強度を揃えることで、ジグとの結び目までは同じ強度として考えられ、大物がヒットした時にリーダーとPEラインのどっちが切れるか?等を気にせずにファイトすることができます。
ただし、釣り場の環境によってはポンド数に差をつけた方が良い場合があります。
リーダーは海底に合わせて太さを調整
リーダーは地形や海底の地質によって、リーダーが傷みやすかったりします。
そこで、海底のシチュエーションに合わせてリーダーの号数をかえて
ショアジギングがより快適になるように太さを調整してます。
水を含んだ砂浜はサンドペーパーなので太く
砂浜ではキャストを繰り返していると
スナップやソリッドリングとの結び目の近くがザラザラしてきます。
これは、砂がサンドペーパーのごとくリーダーに細かいキズをつけることでザラザラしてしまうと言うことなので、それだけリーダーが弱くなっていると言うことです!
リーダーが摩耗して細くなることを見こして
PEラインのlb数よりも強いリーダーを付けておく
これで、リーダーをカットしながら使うことで長持ちします。
そこで砂浜でボクは1号に対してリーダーは6号を使って砂から多少ダメージを受けても問題無いようにしています。
こうすることで、リーダー結び直しを減らしてズボラってます笑
リーダーが潰れる砂利浜も太く
ボクが通っている沼津や三保は、まさにこの砂利浜です。
砂利浜では、釣りあげた魚が暴れると石との間にリーダーが挟まるのか?
リーダーがキンク(折れ曲がる)したり、潰れたりします。
リーダーがダメージを受けたのに気が付かづにキャストしてしまうと
スイングの途中でリーダーで切れてしまい、その日の当たりジグをロストしてしまうこともしばし。
そのため、何度もキズのチェックが必須となります。
こういった砂利浜でも砂浜と同様に6号のリーダーを使用し、チェックを忘れても簡単には投げ切れしないように対策しています。
でも、リーダーが太いと根ガカリの時に
メインの糸から切れちゃうかも…
根ガカリ対策でリーダーを細く
根ガカリしてしまった……
・引っ張った糸を急にユルめたり
・もし海藻やゴミだったら千切れないか試したり
がんばって外してください。
ただし!
無理してロッドであおるとロッドが折れるリスクがあります(汗
がんばると言っても、ほどほどに
もし根ガカリが外れなかった時は……糸を切るしかありません…
とは言え
自分に近い距離でPEラインから切れてしまうと
リーダーを結びが発生する…
そして、PEラインも短くなる…
『ショアジギングは飛距離が命』
『ショアジギングは糸の残量も命』
PEラインが少なくなるとフルキャストでリールの糸が空っぽになるリスクがあります。
なので、なるべくならリーダーで切れるようにしたいですね。
そこで!
根ガカリの多い釣り場では、PEラインのポンド数より弱いリーダーを使用
リーダーの方が弱い事で必然的にリーダーで切れる可能性が高くなります。
さらに、必ずではありませんが、シェイクして根ガカリを外そうとするとリーダーにわずかなキズが付きます。
このキズを起点にリーダーが切れることで、短くなってもリーダーは残るのでPEラインと結び直す手間を回避!
そう、ズボラでいられる笑
リーダーの太さについては、ここでもPEライン1号を例にすると
フロロカーボンで4号以下の太さです。
これ以上リーダーを細くしたら
大物が根に走った時に止められないじゃん!
ボクも最初はそう思ったんですよ!
でもね!
大物が釣れる可能性があるのなら
そもそも、PEラインを1号よりも太くして
リーダーも太くしておけば大物が来た時でも止められますからね!
あと、根ガカリした物が海藻などなら引きち切って回収できる可能性があがります。
根ガカリしたフックを伸ばして回収できる可能性も上がるかもしれないですね!
この辺は、りんきおうへんに対応しましょう!
まとめると
・砂浜や砂利浜ならPEラインのlb数よりも太いリーダー
・根ガカリが多いエリアならPEラインよりもlb数より細いリーダー
堤防や初めて行く釣場であれば、基本のPEラインとリーダーのlb数の数値を同じで行くのが良いと思います。
もし事前情報があれば、あらかじめlb数を調整しておけば釣りやすくなりますね!
ここまで読んで下さりありがとうございます。
少しでもズボラな釣りのお役に立てば幸いです。