尺メバル釣ったことある?ジグヘッドを選ぶ【3つのポイント】

メバル

 

メバル用って書いてあるジグヘッドを買ったぞ!

これで尺メバルを釣りに行こう!?

鯵彩
鯵彩

うーむ、、、どうやら

『メバル用=尺メバルにも使える』

と考えている人が多い。

ボクが思うに
「尺メバルよりデカイ魚種用のジグヘッド=尺メバルにも使える」だと思っています。

考え方はシンプルで「その軸の細さで、尺メバルのパワーに耐えられますか?」ということ。ここが「No」なら、他の魚用のジグヘッドを試すのが、ベスト

 

そこで本当に尺メバルに使えるジグヘッドについて解説していきます。

1.尺メバルに延ばされない強度
2.尺メバルに適したフックサイズ
3.ワームのキープ性能

この3つにつての解説です。

 

なお、ボクは2013年からメバリングをスタートし、3カ月で尺メバル(31.3㎝)の目標を達成!尺メバルを狙ったメバリングが得意で、かめや釣具の冬の3種目ダービーで1位も獲ってます。また、尺に届かなくても20後半のデカメバルを毎年釣っていました。

なので、本記事の情報としては最低限の質は担保されているのかなと思います。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

尺メバル釣ったことある?【ジグヘッドの選び方】

メバル用として販売されているジグヘッドには軸が細くて小さい物が多いです。

例として
「メバル弾丸」や「メバル専用ジグヘッド まっすぐ」などなど…
正直、メバリング用として市販されているジグヘッドには尺メバルを釣るのに適したものがありません。

 

メバル用って書いてあるのを使えばいいじゃないの?

「メバル用と書いてあるジグヘッドを使えば問題ない」と思っている人は、尺メバルがどれだけの体重でどれだけのパワーか予想できていません。

要するに、知識と経験ですね。
釣り雑誌を読んだり、尺メバルよりも大きいシーバスやクロダイを釣ったり、色々な情報収集をすることで視野が広まります。

 

そうなってくると、必然的に「尺メバルのサイズなら、細軸のフックでは強度が足りないな」と気づくわけです。

 

さらに、尺メバルを釣るなら強度の他に2つ、合計3つの要素が必要となります。

1.尺メバルに延ばされない強度
2.尺メバルに適したフックサイズ
3.ワームのキープ性能

この3つの条件がそろったジグヘッドが尺メバルを釣るのに最適でした。

 

尺メバルに延ばされないジグヘッド強度

メバルはワームをくわえるたら、いっ気に根やテトラポットなどのストラクチャー(障害物)に逃げ込む習性があるため、ドラグをフルロックに近い状態で止めなければなりません。

尺メバルになると太さにもよりますが、体重が500g(ペットボトル1本分)を超える個体もでてきます。

体重だけでも500gある尺メバルが全力で泳ぐとなると、1㎏以上の負荷がかかことが容易に予想できますよね?

 

尺メバルが全力でストラクチャーへ向かって反転するので、フックがどの向きで刺さっているかわかりません。

フッキングが浅かったり、変な向きだった時に細いジグヘッドだったら…

 

尺メバルに負け、、、フックがのびて逃げられてしまいます、、、

 

 

尺メバルに適したジグヘッドのサイズ

 

一般的にメバル用として販売されているジグヘッドではゲイプがせまい、、、

尺メバルに愛用しているジグヘッドと比べるとゲイプは半分くらいしかありません。

 

尺メバルともなるとクチが想像よりもはるかに大きく、メバル用と書かれた小さいジグヘッドでは針先しか刺さらないことで身切れしてしまう可能性が高いで、強度があって大きめなフックを選びましょう。

 

 

ジグヘッドのワームのキープ性能

 

ライトゲーム用のジグヘッドでワームキーパーがガッチリしたものは、ほぼありません。

大きいメバルには太めのワームを使うことが多く、ワームキーパーが小さいと刺したワームの穴が少し大きくなったたけで、ワームがズレやすくなってしまいます。

そのため、ショートバイトでワームが脱げかけた状態で帰ってくることもしばし、、、

 

ワームがズレしてしまうことを予防するため、尺メバルを釣るためのジグヘッドのワームキーパーは大きめが良いと言うことなのです。

 

「強度・フックサイズ・ワームキーパー」この3つの条件に最も当てはまっていたのはブラックバス用のジグヘッドでした。

 

尺メバルに最適なブラックバス用ジグヘッド3選

1.プラスマジック(デコイ) 2.ラウンド25(がまかつ) 3.FPJ(ハヤブサ)

1.プラスマジック(デコイ)
2.ホリゾンヘッド(がまかつ)
3.FPJ(ハヤブサ)

今まで尺メバルに使用したブラックバス用ジグヘッドを良い順に紹介いたします。

 

プラスマジック・ラウンド25・FPJの性能について、「尺メバルを釣る」と言う点についての差は、ほぼありません。

あえて言うなら、「コスパ・手に入りやすさ・使うワームとの相性」なので、お好みで選べば問題ないですね。

 

プラスマジック

比較的どこのお店でもブラックバスのコーナーにも置いてあるのがプラスマジックです。

 

0.6g~3.5gと尺メバル狙いにはバッチリのラインナップが揃っており、

5個入りで価格も近隣店舗では一番安いく手に入りやすいです。

 

0.9g~2.5gフックサイズが2種類あるため大きい方の#2を使っていて、

ボクが愛用するスイングインパクトやカサゴ職人ロックマックスとの相性も良くズレにくいです。

 

ただし、プラスマジックのワームキーパーは他の2つと比べて細いので

ゲイリー山本のレッグワームなどはワームの穴が広がりやすくスイングインパクトと比べるとズレやすい傾向があります。

その代わりにダイワの延びる材質のワームでも割と刺しやすいです。

 

 

 

ホリゾンヘッド

ホリゾンヘッド(ROUND25のモデルチェンジ)は置いていないお店が多いのでネット買うのが無難です。

4個入りなので、紹介する3つのジグヘッドの中では割高、、、

ワームキーパーは紹介する3つの中ではちょうど中間のサイズです。

 

ダイワのワームはやや刺さりにくい代わりに

パラマックスやゲイリー、ケイテックのワームは非常にズレにくいです。

 

エバーグリーンのテスターさんがレッグワームに合わせているのがこのジグヘッドです。

 

 

 

FPJ(FINA パーフェクトジグヘッド)

最後に紹介するのがハヤブサのFINA パーフェクトジグヘッド

ワームのキープ性能は一番です!!

その代わりワームキーパーはデカイのでダイワのワーム刺しにくく、ガルプベビーサーディンなんかは刺したら裂けてしまいます…

 

もしかしたら、「フックのフトコロが広すぎる!」と思われる人も居るかもしれません。

 

しかし、ネットの届かない足場や藻場で潜られるまえに抜き上げる必要がある時には、この広すぎると思われがちなフックのフトコロが最高に役立ってくれます!

通常であれば、身切れしそうなファイトだったとしても、これだけのフトコロがあれば身切れの心配がないので安心して尺メバルでも抜き上げられます!

 

 

以上となります。

ボクが尺メバル用のジグヘッド求めているポイントと実際に使用しているジグヘッドを3種類紹介いたしました。

この記事が参考になりましたら幸いです。

 

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