道具をそろえて、いざ直結ゼロテンでマルイカ釣り!
釣り人としては中堅クラスだと思っているので、
道具さえ合っていれば、あとは実践で何とかなるでしょ~
と思ったら何とかならなかった…
イカ生さん&エキスパートさん指導ありがとうございました。
ボクでもなんとか釣れましたm(_ _;)m
直結ゼロテンのマルイカ釣り、、、舐めてました…スミマセン
率直な感想としては、直結ゼロテンのマルイカ釣りは、経験者に連れて行ってもらって教えてもらわないと釣果1桁とか普通にあると思います。
下手すればボウズの可能性もあります!
実際…
29日(土)
早夜船。マルイカ。チビイカ釣りで。
直結ゼロテンで狙いました。明るい時間から終始乗りよく。
終わってみたら。
トップは204ハイ。
次点で。137ハイ、111ハイ、108ハイ、100ハイと🦑
マルイカ。3〜204ハイでした。
なかなか慣れない方は苦戦してました。 pic.twitter.com/AacfJkMueV— shinshoumaru05 (@shinshoumaru05) July 30, 2023
ボクが乗った日の釣果です。
上位の釣果は華やかです、、、が!
最下位は3ハイ…実力の差がキッチリでてしまうのが直結ゼロテン
ハッキリ言って、タックルの正しい使い方から経験者に見てもらわないと成立しません。
本来なら一桁釣果で泣いていたハズのボクが
『がまかつテスターのイカ生さん』、『お仲間のエキスパートの方々』からアドバイスして頂いたおかげで初挑戦で36ハイ釣らせてもらいました!
実際にボクが頂いたアドバイスをそのまま惜しまず紹介しますので、最後まで目を通してみてください。
プロから頂いたアドバイスもあるので、経験者でも『あ!』って思う内容もあるんじゃないかな〜と思いますよ。
直結ゼロテンのマルイカは【むずかしい釣】プロから5つのアドバイス
・ゼロテンションでアタリを待つ本当の理由
・直結ゼロテンでマルイカが底から離れた時の対処法
・パワーハンドルは向かないしハンドルが逆だった
・忖度なし常連さんオススメ直結ゼロテン入門ロッド
今回、プロやエキスパートの方々からのお話を載せているため、濃い内容になっています。
1回では理解しきれないと思いますので、釣りに行く前に読んで、実際に釣ったあとに読み返してみると、『そういう事か!』と言う事もあると思いますので、タイミングを変えて読み返してみてください。
直結ゼロテンロッドのアタリの見方
ゼロテンの状態は、竿先が戻る方向にも曲がる方向にも同じだけの余力がある状態がベスト!曲がるガイドの位置で、ゼロテンの位置を把握すると良いよ!
ロッドによってゼロテンの竿先の曲がりが異なるため
最初にボクのマルイカXのゼロテン状態の竿の曲がりをチェックしてもらいました。
竿先を曲げて待つと言うとボクを含め
あなたもこんなイメージで曲げてしまうのではないでしょうか?
これはダメ!!
ここまで曲げてしまうと、テンションがかかり過ぎているのでゼロテンショではありません。
と言うか、オモリの右端が持ち上がっている時点でゼロテンションではなかったです(笑)
ベストな曲げ方はこれくらい
竿の上方向にも下方向にも余力がある状態
船が揺れていても、ヒザや腕をクッションにしてこのロッドの曲がり具合をキープしてマルイカのアタリを待つのです。
次にロッドを持った状態からのアングルだとこんな感じ
ゼロテンションなので、あまり曲がっていませんよね?
ロッドにもよりますが、例えばボクが使ったマルイカXでアタリを取るときは
2番目のガイドを中心に、前後のガイドの見え方や震え方でアタリを見極めて掛ける感じでした。
この状態を保てないとアタリの見極めが難しいので、船の揺れを全身でクッションしてゼロテンのティップの曲がりをキープしましょう!
とは言え、
アタリを見分ける精度が高ければ、ゼロテンションよりもロッドを曲げた状態で待っていても問題ない気がしますよね?
ゼロテンションでアタリを待つ本当の理由
イカって糸の抵抗が無ければ長い時間スッテを抱いてるんです。
ゼロテンの最大のメリットは、ラインテンションがユルイ事で、抱きついたイカが違和感を覚えて離すまでの時間が、テンションを張っている時よりも長いと言うところにあります。
エギだってアオリイカが長く抱いているとガシガシ噛まれて布が破けるでしょ?
実はプラヅノも同じで抱き時間が長いとガシガシ噛まれてるんけど、見た目では解りにくいだけなんです。
動いている物には抱き着いて来ないマルイカでは、止まった状態を作る必要があります。
ラインが張った状態だとイカが抱いても、人間が反応できる速度よりも早い時間でスッテを手放してしまうため、少しでも長く抱いていてもらうための技術がゼロテンと言うことなんですね!
帰宅後にプラヅノをチェックしてみたところ
写真では判りにくいですが、プラヅノにも無数のキズがありました。
一番判りやすかったのはおっぱいスッテで、表面が少し破けてました。
スッテのキズは、マルイカがガシガシ嚙んでいた証拠でテンションが抜けている間には長く抱きついていた裏返しでもあるんですね~
そう言えば
レンジが上がった時にいくら合わせを入れても掛らなかったのは
テンションがかかっていたからだったのか!
そうすると、、、
マルイカのレンジが上がった時点でゼロテン釣法は成立しないってこと?
マルイカが海底から離れたときの対処法
下糸を10mに付け替えてみて!
イカ生さんとエキスパートさんが、しきりにマルイカのレンジを確認しあって答えが出たようでボクに教えてくれました。
ゼロテンは海底にオモリが着底した状態じゃないと成立しない釣り方で、通常の直結仕掛けの場合は、下糸とスッテの間隔が1~1.2mで全長8~9.4mに作られています。
今回、マルイカの群れが海底から10m浮きました。
これでは、仕掛けが群れの中に無い状態になってしまいます。
そこでボクはリールを巻いて10m上げ、仕掛けを群れの中に入れたらアタリが出るようになりました。
しかし、
全くアタリを掛けることができないぞ!(汗
リールを巻いて10m仕掛け上げちゃダメなんです、、、
なぜだか分かりますか?
海底からオモリが離れてしまった時点でゼロテン(ゼロテンション)じゃなくなるからです。
テンションがゼロであることが最大のメリットであるゼロテン釣法なのに、仕掛けを海底から離してしまった時点でメリットが消滅してしまいます…
オモリが海底に着底した状態でゼロテンションをキープしたまま、仕掛けを海底から10m離れさせるためには・・・・・・
そう。
『下糸を増やして攻めるレンジを上げる』
これが正解なんです。
船の上でこれだけ説得力のある解説をもらえるとは
全く思っていませんでした(汗
イカ生さんだけじゃなく、居合わせたエキスパートの方々も
相当上手な方々が集ってる感じですね〜
隣のエキスパートさんとイカ生さんはマルイカのレンジが変わるとすぐに、下糸の長さでレンジを調整されていて、この方法で釣果を3桁まで伸ばされていたのでこの方法は間違い無いですね。
忖度なし常連さんオススメ直結ゼロテンロッド
がまかつのイカ生君が居るのに悪いけど、、、
入門用ならシマノのマルイカBBのティップがアタリを取りやすいから買い替えちゃいなよ~
でも、シマノのハイクラスモデルはむしろアタリが取りにくいから買っちゃだめだよ!
全く忖度や遠慮のないアドバイス(゚Д゚;)!!
マジな内容なんだと思います。
正確に言いますとシリーズの中のマルイカBB 82 SS155で
全長155㎝ 調子8:2で先端がゼロテン専用の非常に柔らかい仕様になっているものです。
シマノのハイクラスモデルに装備されているタフテックソリッドは、手感度に特化したティップになっているため、マルイカBBに比べてティップの曲がりが良くないのだそうです。
そのため、手感度ではアタリを取れない直結ゼロテンはマルイカBBの方に軍配が上がるそうです。
使い比べた人でないとわからない事なので、参考になりますね( ゚∀゚)!!
中途半端にハイクラスのロッドを買ってしまうと、どうしてもハイエンドが欲しくなる釣りなので、入門ロッドを使い込んで物足りないところが見つかったら、それに合わせたハイエンドモデルを買う方が損しないよ。
色々と突き詰めていくと、ハイエンドモデルのロッドが欲しくなるのは当然だと思います。
釣りウマの常連さんいわくシマノは微妙らしいので、ボクが選ぶならマルイカXからステップアップしてダイワか、鞍替えしてがまかつのどちらかになりそうです。
パワーハンドルは向かないしハンドルが逆だった
パワーハンドルだと片手でタタキをすると勝手に回っちゃうよ~
そう言えば、ボクだけライトジギング用のパワーハンドルだった、、、
なぜボク以外全員ダブルハンドルなんだろう?
って思っていたのですが、実際に使ってみて納得のトラブルが・・・・・・
パワーハンドルのリールでタタキ(シェイクアクション)をしているとタタキをしている最中にパワーハンドルが勝手に半回転
1回転86㎝巻き取るリールなので半回転で43㎝の糸が巻き取られてしまい、ゼロテンのロッドポジションより曲がりすぎて糸がパツンパツンに張ってしまいアタリが取れない(泣)
タタキは右手でやる?左手でやる?
ボクは右手でやります。
そうなるとハンドルが反対か~(汗
左手でタタキをする人は、右ハンドル
ボクは右手でタタキをしたのですが、右巻きのリールだったので左手でハンドルを押さえてタタキをするのは大変でした(汗
さらに、マルイカを掛けた後にロッドを左手に持ち替えてからリールを巻かなければならないのも難点でした…
幸いボクは矯正された右利きだったので、左手でタタキをしたり両手で持ってタタキをしたりと
工夫で対応できたので助かりました(;´▽`A
ボクが頂いたアドバイスをまとめると
・ゼロテンションの旨味を理解してティップを曲げすぎない
・レンジが上がったら下糸長くしてコントロール
・マルイカ専用ロッド入門はマルイカBB
・パワーハンドルNG&右利きは左ハンドル、左利きは右ハンドル
直結ゼロテンで出船するまえには、この5つの内の前半3つを思い出してください。
忘れてたらこの記事を読み返してくださいね(笑)
タックル選びは好みがあるのである程度は好きに選べば良いと思いますが、ティップだけはロッドティップはゼロテンモデルが必須ですよ!
今回はこんな感じです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
ここまで読んで頂いて言うのもナンですが、、、
船長もこんなコメントしているくらいシビアな釣りなので
覚悟して望んでください( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
数字だけみるとすごい事ですが。
道具立てや慣れがないと決して簡単には釣れません😅
希望の方は覚悟して望んでくださいwまだ続いてくれたらいーなー!!
土日は混み合ってしまうので。
早めのご予約でお願いします。
出船予定を載せてありますのでご確認ください。https://t.co/WRoK1EHWTh pic.twitter.com/oo9tulnBIB— shinshoumaru05 (@shinshoumaru05) July 30, 2023
あと、
タタキや竿先の見かたについては
イカ生さんがコチラの動画で紹介していますので要チェックです!