夏までは良かったですよね?
メタルジグをガンガンしゃくって青物が釣れましたので!
なのに・・・・・・
秋をすぎたら何が変わったのか???
釣果がパっとしないんです。。。
と思ったてたら・・・・・・

ヒラメやマゴチを狙っている人たちが
青物釣ってるぞ!!
これはどういうコト?
チョット考察してみました!
①水温が下がって活動がにぶくなった
寒いと人間も動かなくなるじゃないですか?
子供でもあるまいし
真冬に外に出て鬼ごっこなんてやらないです。
例えば、あなたが青物で
寒くて動きたくないのに
速く動くメタルジグなんて追っかけないですよね?
もし追いかけたとしても
途中であきらめちゃいますよ…
つまり
寒いと動きたくないのは
魚も同じなんです。

ならメタルジグを
ゆっくり動かせば良いじゃん!?
と思うとおもいます。
その通りです!
船で真下に落として釣る分には
糸を押さえることで
落ちる速度をコントロールできるのでOKです。
しかし、ショアジギングでは
糸を押さえても沈んでしまうため
船のように落下を止めることはできません。
ここから魚が本能的に感じ取ることがあります。
それは、
「今はゆっくり泳いでいても
いざという時は速く泳ぎそう」
と言うことです。
鬼ゴッコの鬼で例にすると
あなたが鬼ゴッコの鬼で
目の前をゆっくり歩いている人が居ます。
『 これは捕まえるチャンス!』です。
しかし、ゆっくり歩いていたとは言え
シェイプアップした肉体で
陸上選手の服を着ていたら・・・・・・
逃げ足が速そうなので追いかけないですよね。
つまり
いくらメタルジグをゆっくり動かしても
ショアジギングではメタルジグのフォール速度は
ごまかせません!
青物の目線で
「 今はゆっくり泳いでいるけど
いざという時は速く泳ぎそうだな。」
と認識されたら
追いかけてもらえないと言うことです。
メタルジグで狙う時の対策
※使用ルアー:メタルエフェクトブレード
また、鬼ゴッコの話です。
足が速い人を捕まえるなら
どうしたら良いでしょうか。
3秒考えてみてください!
・・・3
・・・2
・・・1
ボクの答えは
『逃げる人にハンデを付ける』
足で走るならオモリを付ければよいです。
しかし、逃げるメタルジグにオモリを追加すると
速く沈んでしまうのでダメですよ(笑)
そこで、メタルジグの動きを遅くするためには
・速く動けない状態を作る。
※写真はヘキサーB
ブレードを付けるとフォール抵抗になるため
まずフォール速度が遅くなります。
次にシャクった時にはブレードの抵抗で
メタルジグが跳ねる距離が短くなります。
・沈みが遅くなる
・跳ねる距離が短くなる
つまり『ブレードを付けると動きの遅いエサになる』
と言うことなのです。
②水面をゆっくり泳ぐベイトにかわった
小魚:サッパ
春から夏にかけてメインだったイワシが
寒くなるにつれて減っていき
サッパやコノシロが入れ替わるようにして
メインのベイトになっていきます。
サッパやコノシロは
イワシほど速く泳いだり
イワシみたいに深くまで潜りません。
つまりサッパやコノシロは
水面付近をゆっくり泳ぐと言うことです。
サッパやコノシロパターンの対策
※使用ルアー:サイレントアサシン99S
青物はサッパやコノシロのように
水面にいてゆっくり泳ぐ魚を
ベイトと思っています。
と言うことは
水面をゆっくり巻ことが可能な
ミノーやペンシルといったプラグ系
それにワームや私の得意なソルトスプーンなどが
有効なルアーとなります。
メタルジグで狙うのであれば、
ゆっくりとした動きができるブレード付きが有効になります。
つまり、
青物がメタルジグ単体を喰わなくなる原因は
泳ぐのが遅くて水面を泳ぐサッパ や コノシロ に
マッチ・ザ・ベイトしていると言うことなんですね!
③ベイトの回遊コースが変わった
写真:うるめイワシ(上2匹)
カタボイワシ(下)
ベイトの回遊コースがヒラメが釣れるエリアに変わった。

それだけならメタルジグでも関係ないんじゃん!
たしかに、回遊コースが変わっただけならば
関係は、無いように思えます。
シャローエリアで釣れるようになったことで
着底が早いのでメタルジグのアクションが
速いアクションに制限されます。
これはどういう事かと言うと
スローアクションをすると
ボトムにタッチしまうような浅いエリアでは
着底する前にシャクらなければならないので
『 強制的に速いアクションをさせられます。』
ボトムにタッチしても釣れなくな無いと思います。
しかし、ベイトを追いかけて水面を意識してい青物を釣るのに
ボトムにタッチしてしまうと
青物が見ている範囲からルアーが何度も消えてしまうため
釣りづらい状態であることは間違いありません。
さらに、メタルジグだと動きが速すぎると
青物が追う気にならない可能性もあり、
①水温が下がって活動がにぶくなった の内容とも関係してきます。
また、②水面をゆっくり泳ぐベイトにかわった をふまえると
回遊コースだけではなく
ベイト自体も
サッパやコノシロに入れ替わっているかもしれませんね。
冬の青物の釣り方をまとめると…
青物は水温が下がって動きや反応がにぶくなっているので、
プラグやミノー、ワームなどで狙うのが有効になり
ベイトとなるサッパやコノシロの生態に合わせて
水面付近をゆっくり巻くのが効果的です
メタルジグなら単体で投げるのはやめて
ブレードをチューニングして動きを制限しましょう!
さらにベイトの回遊に合わせて
ヒラメを狙うような浅いエリアに足を運んでみると
よい結果が付いてくるかもしれませんね~
あと、裏ワザとまでは言いませんが
ソルトスプーンというマニアックな世界についても
紹介していますので、
秋~冬の青物を攻略したかったらニッチな世界を
チラ見するのもアリかもですよ(笑)